漫画 ラスト・レター ~原点回帰の物語~ 15
今回も漫画を読んでいただき、ありがとうございます。
いや~、まさかの二度ミス(笑)
くす玉を渡した時流れた気まずい沈黙と、妙真さんの「え?」って顔を、今でも覚えています(笑)
出入り口が二か所ある、大病院のトイレの構造が起こした勘違い・・。
実習は冬休み2週間を挟んで、前半・後半に分かれていたので、前半の残り2日で折り上げなければいけなくなりました。
でも、妙真さんが「これじゃない」「これが欲しい!」って素直に言ってくれたのは、看護学生としては嬉しかったんです。
遠慮がちな患者さんのわがままは、看護学生にとって、心を開いてくれた証拠のようなもんでした。
気を遣って、本当に欲しいものじゃないのに、喜んだフリしてひっそり諦められたら、看護師を目指している側としては、悲しいですから。
患者さんの喜びが、自分の喜び。
患者さんの喜ぶ顔を見ると本当に嬉しくて、俄然やる気が出ました。
「患者さんに喜んでほしい。」
その思いと若さで、突っ走る看護学生。
たった一人の患者さんに尽くせる、看護学生の時だけ経験できる、貴重な体験でした。
まだまだ続きます。
つたない漫画ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。